パチンコパチスロで一番アツいのは、間違いなく生活費を賭けて打っているときですよね。
預貯金もなく、財布にある現金がすべて。最後の1000円札をサンドに入れてしまうと帰りの電車賃もない、、
こんな状況で当りを引くアツさは、低換金店の現金投資時の当たりのときのアツさの比ではなかったはずです。お汁の分泌量が段違いですね笑
しかしパチンコの仕組みがわかってきて、実際に安定した行動と結果が伴ってくると、あまりのルーティンさに稼働のモチベーションが途切れる人、更には打つのがツラくなる人、更にはパチンコパチスロが嫌いになる人。居ますよね、、
という自分もそんな時期はしっかりとありました。
が、それは結構危険な状態かもしれません、、
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自分の場合
自分の場合ですが、自分はコンドルから勝てるようになったとはいえ、独身の頃は一切の預貯金をしませんでした。
役所から来る封筒なんて開ける前にゴミ箱直行のようなフーテンだったし、貯金なんかアホのすることだと思っていたので、あればあるだけ遊んでいましたね~
その日のビールとハイライトが買える500円玉がポケットにあれば無敵な感じのアホなガキでした。。
そんな感じで常に生活費が賭かっていたので、20代の頃は普通にスロットは毎回アツかったです。
しかし結婚するとそうも言っていられなくなり、安定した結果を出さざるを得なくなります。
それでも2008年くらいまでは稼働量も少なくて、月に100時間か打っても150時間のまったり稼働で30万くらいだったから、これくらいだと専業臭も薄くてツラいと思うこともありませんでした。元々が依存性ですしね笑
雑誌もたくさん買っていたし、アメブロ創世記でブログもたくさん読んでいました。
しんどいのが始まったのは子供ができて、パチンコメインになってからですね、、
子供ができて嫁が仕事を辞めて専業主婦に、、稼働量を増やすしかなくなります。稼働量を増やすにはパチンコに座っていくのが一番で。
特に甘デジメインの頃は、朝一釘を見て値段が出れば11.5時間拘束確定。
21時半に流したときに心地好い疲労感など皆無で、据え置きに期待できる場合は「12時間後にはまたあそこに座るのか、、、」と考えるとしんどくてしんどくて、、
特に甘デジはマックスミドルと比べて展開的にシビれるとこも少なく、集金感というか作業感が半端ないですからね~
ここで弱い人間の典型、人生3度目のアル中が発動するわけですね笑
朝釘を見て、試し打ちして稼働を確信すると朝からコンビニでビール。
酒を飲みながら(←飲むのはもちろん店外でですが)のパチンコは、時間が経つのが早くて楽でした。
最初の頃は帰宅した時間は嫁がまだ起きているからバレないように夕方には飲むのをヤメていましたが、子供が産まれてからは帰った頃には赤ん坊を寝かしつけつつ育児に疲れた嫁も寝ていたので、酔って帰ってもバレない状況が出来上がってしまいまして、、
初代AKBの頃は完全にアル中で、水のペットボトルに焼酎を入れて打ちながら飲んでました、、酒を買いに店外に出たらその辺で寝てしまってた。なんてこともあったくらいで、人として終わってましたね〜
この頃はもちろん車に乗ってはいませんでしたよ。
毎日ベロベロになって帰宅して、それでも仕事はしないといけないからベロベロのまま朝までMACに向かって、、、
な生活をしばらくやっていたら今度は身体がしんどくなってきて、、当たり前ですね笑
さすがにこれはマズいぞ、となりまして、、
この頃が銭形超末期で、周りの店がこぞって止め打ちに厳しくなって、またスロットも打つようになりまして。
パチンコは正攻法においては、トータル確率だけわかればあとは実際の挙動次第。他に情報は何も要らないので、この頃は雑誌も買わず、ネットでもパチマガサイトの機種ページとパチンコ副収入のすすめ以外一切見ていませんでしたが、スロットは情報も必要なので、また色々見るようになっていました。
ブログで人の稼働を読んだりして、これはまたパチンコを好きになる必要があるか、と思って色々ブックマークに入れたりもしました。
とか思いつつ、世の中斜に構えて育ったもので、そんな素直にまたパチンコを好きになれるはずもなく。。
そんな中。パチンコがどんどん閉塞感に覆われていたこともあって、webの勉強がてら2014年に自分でもブログを始めたわけですが、2年後くらいに初期の稼働を見返すと、まだまだ全然斜に構えていたので、途中で全部書き直しました、、
その初期のブログで、まだ読んでくれる人は少なかったですが、等価の甘ガオガオキングを追っていた頃。もう来なくなってしまいましたが、専業のてるさんという人が毎回コメントをくれるようになりました。
そこで衝撃だったのが「ガオガオキングは再抽選のボタンプッシュで16Rになる瞬間が好きです!」的なコメントで、勝ってる人でもパチンコを楽しく打ってる人が居るんだ、、、
と思いまして、これはホントに衝撃でした。
また、これももう来なくなってしまいましたが、トリプルキングさんという同世代の自分なんかよりよっぽど凄腕の専業の人が「顔真っ赤にしてボタン連打してたら若い専業に冷ややかに見られたけど知ったこっちゃないですねw」的なコメントを書いてくれて、ああこの人はもうすでに一周したんだな、と思いました。
そんなコメントをもらうたびに、どうせアホなら踊らなソンソンじゃないですが、どうせ打つなら楽しく打たないとアホくさいな。
と考え方が変わってきて今に至る感じです。
身内ノリになるのはアレだから、もう来なくなってしまった人のコメントを取り上げさせてもらいましたが、今もらっているコメントのやりとりでも色んな考え方を聞けて、常にパチンコと新しく向き合えるようになりました。
なので自分の場合は完全にブログに救われたと言ってもいいかもしれません。
それから自分を依存性と認めるようになって、今はパチンコは完全にオモロイですね笑
座れなすぎて陰鬱になることはありますが、座れて尚しんどいということは皆無になりました。
ブログサマサマですね~
しかしアル中で酒浸りの時期が一番パチンコに対して意識は高い時期で、ベロベロになりながらも増やしも出玉も1個単位で把握してたし、不思議な期間でした。。。
パチンコパチスロがツラくなったときの対策
そんな感じでパチンコパチスロの稼働がツラくなったときの対策ですが、やっぱり平たい日々のルーティンに、どれだけ意味を持たせるかだと思います。
●短期間の収支を気にしてしまう
パチンコパチスロで勝ち続けている人は、お金は余裕があると思います。お金に余裕があるから短期間の収支はホントに気にならなくなってしまいます。
「パチンコで勝とうと思えば負けようと思え」という言葉があって、これは特に低換金時代の話ですが、持玉を流して勝ちを確定するより、持玉は負けるつもりで全部打ち込め、そうすれば玉はより多く残る。的なニュアンスですね。
勝ちに行ってるのに負けようとする(勝ち負けを気にせず期待値を追う)のは、気持ちをフラットにする=目の前の挙動に無関心になる必要があり、実際期待値追っかけマシーンになることは大切なことではありますが、これの積み重ねは人間としては非常に危険ですね、、
1日単位の勝ち負け、週間単位の勝ち負け、月単位の勝ち負けにこだわるのは、意外と大事かと思います。
もちろん21時半まで打てる玉があるのに、今ギリギリ浮いてるから20時でヤメる、なんてことは論外かと思いますが、しかしそれで心の起伏を保てるならそれはそれでありかなとも思います。
自分はできるだけ現金は銀行に入れておいて、できるだけ手元の少ない現金でやりくりする、というゲーム性を作ってます笑
●趣味・副業を持つ
パチンコパチスロのルーティンの毎日で、パチンコパチスロ漬けで耐えられるのは極一部の化物だけです。だいたいは崩壊していきます。
自分のノリ打ちの相方Y君なんかは京楽バブルの頃、音楽もまったく声がかからなくなってしまい、毎日毎日京楽の前に座っていたら発狂してしまいました、、
Y君もそんなに積極的に他人と関わるタイプではないし、独身で一人暮らしですからね。
それが、今も続くY君の本業(としようとしている)内装関係の仕事を知り合いと始めてからは、だいぶ落ち着きを取り戻しました。
人と関わるのが苦手で、流れ流れてこの稼業。という人が多いと思うので矛盾はしてしまいますが、やっぱり人間というのは他人から「ありがとう」と言ってもらえない日があまりに長く続くと、なかなか保てないものなのかもしれませんね。。
趣味の作り方は、、サークルとか入るんですかね?無趣味人間の自分にはわからないですが、パチンコ以外になにかしらあると確実に変わると思います。。。
●ネットでもいいから人とのつながりを
なので、ネットでも良いので、人との繋がりは大事かと思われます。
最近Twitterも見るようになって、なかなか使いこなせはしていませんが、あれだけ人が多いということはやっぱり人間1人でいいというのは強がりなんだと思いますね~
自分は繋がりを求めてブログを始めたわけではまったくありませんが、ここでもらったコメントで確実に考え方は変わっていったので、そういう意味でも人とのつながりをネットでもいいから作り、人の考えを聞くということは大事かと思います。
某巨大掲示板にそれを求めるとどんどんウガっていきそうなので危険ですが笑
●彼女を作る
発狂した当時のY君も彼女が居なくて、帰宅すると独りぼっち。稼働中も独りぼっち。そんな環境も加わっての発狂だったと思います。
彼女が居ない人は彼女を作ってしまうのが一番かもですね。。
やっぱり動物としてオスとメスが一緒に居ると、平静を保てるようになるかと思います。
●あきらめたほうがいい人
と、グダグダ書いておりますが、パチンコを好きになれない人という人がいます。
だいたいのパチンコパチスロで勝ってる人にも、短い長いの差はあれど、負けてる期間があったはずです。
パチンコ屋に入った初日に気づいて自分で調べて勝てるようになった。という人も居るかと思いますが、その辺それぞれだとしても基本、パチンコが好きでパチンコに勝てるようになりたくて色々考えて調べて...
という期間があったはずで、元々パチンコが好きなはずなんですよね。だからルーティンになってもまたパチンコが好きになれるとは思うのです。
が、例外として打ち子上がりの人は厳しいかもしれませんね、、
初めてパチンコパチスロを打ったのが打ち子で、そこから独立した人も何人か見てきましたが、自分が会った人はみんなパチンコが好きではありませんでした。
パチンコ屋に入った初日から何も考えもせずパチンコパチスロで勝てる打ち方をして、この機械の前に居れば居た時間だけお金がもらえるという感覚で座ってパチンコを始めた。
スロットの代打ちで初めてパチンコ屋に入ったというヤツは「スロットって回せば回すだけコインが増えるものだと思ってたから、最初はなんで店が成り立つのか不思議だった」とかナメたことを言ってました笑
自分が会ってきた打ち子上がりの専業はなぜかみんなパチンコを「仕事」と言い切り、一般客を「養分」と言い切り、懇意でない専業の悪口が大好きで、、、
だいたいこの手の人は、自分の得意な立回りが弱い環境になったり、稼働のモチベーションが保てずに消えていってしまいます。
話してみると、人としてはいいやつの方が多いんですけどね~
元々パチンコが好きなわけじゃないからか、稼働がしんどくなったらなかなか立ち直れない印象ですね。。
まとめ
といった感じで、パチンコパチスロの稼働が苦痛になったときは、元々好きだったパチンコパチスロを再度好きになるようにする。
これが一番大事だと思いますね~
リールのスベリに、出目に、玉の動きに、日々の収支に、理不尽なハマりやあり得ない連チャンに一喜一憂する。
難しいかと思いますが、素直に開き直れば意外とすんなり、、
自分の本業である音楽でもそうですが、アマチュアバンドで「ライブめんどくせー」とか言ってるヤローは所詮死ぬまで三流で、トップクラスのミュージシャンはどんな小さな仕事でも引いてしまうくらい真摯で必死だったりするんですよね。
なので、パチンコも...ってパチンコで一流を目指すのもどうかと思いますが笑
どうせアホなら踊らなソンソン。。。
という話でした。。