パチンコを打ってることを子供に打ち明けてみた話

このブログを立ち上げたとき、まだ2歳だった娘もボチボチ11歳。この春で小5女子となりました。時の流れは早いですね〜

子供ができる前からパチンコを打って生活の糧としてはいましたか、30代の頃は本業の音楽もまだゴリゴリにやってて、パチンコはあくまで空いた時間の副収入といった位置付けで、そのうち仕事も増えてパチンコも減っていくだろう。

と、ヘラヘラしてたのですが、裏方とはいえやっぱり音楽なんてのは若いほうが有利だし、仕事がガッと増えることはなく。。

子供ができてお金もかかるようになり、嫁も専業主婦になったので、稼働を増やすことになったわけですね〜

まだまだ甘い時代だった&元々依存症なのでそこはたいした苦ではなかったのですが、やっぱり子供が居ると色々考えますよね〜

もちろん考え方は人それぞれで、パチンコ一本で子供を成人させた、なんて人も居ますし、それはそれでありだと思います。

しかしパチンコ収入は結婚までは平気でしたが、パチンコ収入で子供を育て上げるのは、自分には精神的になかなかキツイことでした。

高校生の頃、お好み焼き屋のおばちゃんにもらったマンガで銀玉マサやんってのがあるんですけど

↑なぜかいまだに手元にある。古臭い絵ですね笑

その中の話で、マサやんとそのパチプロ仲間で飲んでる時に、娘が成人する前にヤメるべきだった…と苦悩するパチプロが居て。どうやら娘が実家を出て一人暮らしをすると言い出したようで。

結婚相手に対して「父親の職業はパチプロです」なんて言えるか!とブチギレてるわけですが笑

酔ったマサやんに「俺たちは自由よ!胸張って生きていかんかい!」と煽られて、奮起したパチプロ仲間は帰宅後、家族に自由人を主張。お金で苦労させたこともないだろ!っと

しかし正論パンチで返り討ちにあってるんですよね笑

正当化しようと思えばいくらでもできますが、パチンコで食っていくなんてのはどこまでいってもロクデナシ。胸を張ってできることではないというのは昔から当然なことではありました。

そんな下地がおっさんパチンカーにはあるのです。

しかし中には子供を成人させて、しっかり仕事をしつつ副業でパチンコを打ってて、そのことを子供も知ってて、娘さんからの誕生日のメッセージに「パパ、パチンコ頑張って!」と書かれてるようなけしからんおじさんも居るのです。

理想はこれですよね〜

子供に「我が家の家計はパチンコでも成り立ってるんだよ」と言う勇気はないですが、「小遣い稼ぎでパチンコを打ってる」までは言っても大丈夫なのでは、、、

となってきたので、思い切って打ち明けることにしたのです。。

_ _

前提が長くなってアレですが、そこまで躊躇したのは、うちの娘は元々パチンコに良いイメージを持ってなかったんですよ。

チビの頃から駅前のパチンコ屋(普段行ってる)の前を通っても「ウルサイ!」「アタシパチンコキライ!」とか言ってましたし、、

このブログにも書いた気がしきますが「パチンコ屋は荒くれ者の集まるところ」とか笑

なので、なかなかアレな感じなのですが、春服を買わされた帰りの車の中(嫁は居ない)で打ち明けてみました。

「あんねぇ、実は前から言おうと思ってたんだけど、、」

「ん?」

「実はパパ、パチンコ打ってるんよ」

「うん」

しーん…

(このクソガキじらすのう、、)

「(パチンコ打ってるの)いや?」

シーン…

(このクソガキ…)

「どれくらい行ってるの?」

(そっちできたか、、)

「ど、どど、どれくらいって回数?」

「うん。月に何回くらい行ってるの?」

(ほぼ毎日とはさすがに、、)

「ま、ままま、仕事がないときチョロチョロっと?」

「パチンコって全財産つぎ込んで破産するんでしょ?」

「いやいやいや、一応パパは勝ってるんよ」

「ふーん」

「いや?いやならパチンコヤメるけど、、」
↑これはわりと本気で言ってます笑

「実はあたしパパがパチンコ屋に入るとこ見たことあるんだよ、だからそうかなって思ってた」

ドキっ、、実は3歳の頃、嫁と駅前を歩いてる時、自分がパチンコ屋に入っていくところを見かけてごまかしたって話は嫁から聞いてはいましたが、まさか覚えてるとは、、しかもごまかせてないし笑

「そ、そうなんだね、、」

(しかしこのクソガキすでに駆引き覚えとるな、、)

「で、、どお?いや??」

しーん、、、

「別に?」

「え??」

「家計に迷惑かけないならいいんじゃない?」

、、、

おっしゃ!

そこからは、駆引きでじらしたおっさんが安堵したのを見た優越感からなのか、親が腹を割って弱みを見せたのが嬉しかったのか、謎にテンションがアガってしまってど〜のこ〜の。

挙句の果ては

「人の趣味に理解ができない女はモテないじゃん?」

ときた始末。最後の方はメンドクサイ女になってましたが、苦節10年。なんとか子供にパチンコを打ってることを打ち明けることができました。

いや〜ホッとしましたね〜

肩の荷が下りましたね〜

しかしまだ打ちに行くときに「パチンコ打ちに行ってくる」は、言えてません(キリッ




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