sigotoninn5170601

必殺仕事人5やガンツ、水戸黄門等小当りRUSH搭載機は、展開次第で出玉がかなり変わってくるから、内容を出すのが非常~にメンドクサイですよね。

で、仕事量や期待値をどうやって出しているのか?

というメールをもらったので、書いていきたいと思います。

これを読んでるような人は、仕事量や期待値の概念は把握してると思いますけど

期待値=座った時に期待できるその台の値段
仕事量=終わったときのその稼働の値段

でお願いします。

元々、小当りRUSH搭載機じゃなくても、電チューでの増やし頼りの機種で、アタッカー電チュー合算で1R=〇〇個と計算するのはちょっと危険なんですよね。

牙狼程度の増やしならそこまでの誤差は出ないと思いますけど、たとえば京楽の銭形平次くらい増やせると結構な誤差となる場合があります。

銭形の場合、1R=140後半~150前半の人が多かったと思いますけど仮に、アタッカーが2個こぼれてオーバー入賞が半分決まって130.5個、電チューでの増やしが3.5個/回転くらいの台で、均すとだいたい1R=150個弱ですね。

その台でたとえば16Rの出玉を得て電サポを抜けたとして、、、

  • ヘソからの大当り(16R)が単発で抜けた場合
    アタッカーで2088個
    電サポ70回転で245個
    合わせて2333個となって1R=145.8個
  • ヘソからの大当り(4R)からST最深部で4R→ST最深部で4R→ST最深部で4Rの場合
    アタッカーは同じく2088個
    電サポ280回転で980個
    合わせて3068個となって1R=191.8個

と、これは相当極端な例ですけど、同じ16R獲得で、たった16Rでもこれだけの誤差が出てしまう可能性があるわけですね。

期待値を出すにはまず仕事量からということで仕事量を出すわけですけど、
1Rのトータル確率8.0の銭形平次で、
通常を2000回転まわして250R引けて、
アタッカーは内容通りに引けて勝ちました

と。

だからこの日は、実収支=仕事量、、、

とはならないんですよね。

なぜなら、通常回転に対する平均電サポ滞在率ってやつがあるからですね。

銭形のサポ滞率は0.66なので、通常2000回転に対して1320回転の電サポが期待できる=4620個の電チューでの増やしに期待できるわけです。

だから、総回転数から通常回転数を引いて、電サポ回転数を算出。その期待値に対する多い少ないを計算する必要があるわけですね。

アタッカー:通常回転数/8*130.5個
電チュー:通常回転数*0.66*3.5個
で、それぞれの余剰欠損を計算して、初めて仕事量が出せるということになります。

実際1R=148個とか、その日の実際のアタッカーと電チューの合算で出玉の平均を割り出しすと、本当の数値と3000円くらいかけ離れたこともありました。
33玉だったから、1日で1000個くらいの誤差が出る可能性があるということです。

計算が簡単だから銭形で話を進めてきましたけど、ここまでが電チューで増やす機種の仕事量・期待値の前提ですね。。。

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水戸黄門3の場合

水戸黄門3の小当りRUSHの場合は、電サポ滞在時=小当りRUSHなので、上に書いた銭形と同じ考え方でいけますね。

現場で必要な数値は

  • 通常回転数
  • 電サポ回転数
  • 電サポ中に増えた玉の数
  • アタッカーの出玉
  • 総ラウンド

だけです。

総回転数から通常回転数を引けば電サポ回転数が出せるから楽ですね。

電サポ中に増えた玉を電サポ回転数で割って、電サポ1回転あたりに何玉増え増えたかを割り出します。で、通常回転に対する電サポ回転数をサポ滞率から出される平均と比較していけばいいわけです。

水戸黄門3の平均電サポ回転数は、通常回転*0.55回転です。

通常2000回転で197R引いて、電チューを1100回転くらい消化できたのが期待値ですかね。

だから、2000回転で207R引いて、電チューが1000回転なら、アタッカー10R分の玉を引いて、電チュー100回転*増やせる玉数を足したのが仕事量です。

必殺仕事人5の場合

で、メンドクサイのが、ガンツや仕事人のように、増える電チューと維持の電チューがあるタイプですよね、、、

この場合は黄門で必要な数値と更に

  • 電サポ回転数(ラッシュ)
  • 電サポ回転数(非ラッシュ)

を把握する必要があります。

必殺仕事人5の平均電サポ回転数は
確変:通常回転数*0.30
時短:通常回転数*0.38

です。

なので、今回の仕事人を打ってて現場計算をするときは、

当たったら通常回転数をメモする

アタッカーの出玉を把握する

ラッシュに入ったら増えた玉を把握する

ラッシュで当たった回転数をメモする

時短での増減を把握する

時短の消化した回転数をメモする

で、その時の差玉と期待差玉を照らし合わせて、押し引きを決めていくことになりますね。

上に書いたようにアタッカーはアタッカーの平均と

増える電チューは電チューの回転数の平均と

時短はほぼ増減ゼロなら無視して大丈夫かと思いますけど、それぞれの平均と比較する必要があります。

メンドクサイですね~

けどこれで内容を出せると思いますよ。

しかし今回の仕事人は、新基準としてはありえないレベルで甘くなってるっぽいからスルーできないところですよね。。。

まとめ

電チューの増減を確変ベースで算出する人も居るから人それぞれだとは思いますけど、あくまで自分の計算方法です。。

甘カイジみたいに、回転5個、6個と増やせる機種だと、本当は演出の引きも考慮しないといけないと思うんですよ。沼ざわなんて、疑似3からの沼リーチの最深部まで発展したら、その時間の電チューだけで1R以上の玉をもらえたわけだから、ある意味ハズレリーチ=大当りなわけですよね。

しかしこの、電サポ中の各リーチや疑似連の発展率はさすがに解析は出ないし、実践値で確率を出しても精度も低いだろうしで、自然に均されるで良しにしました。

ということで、小当りラッシュ搭載機の仕事量・期待値の出し方、でした~

稼働日記が減りそうだから、なにか質問とかあったらお問い合わせからメールください~

記事のネタにさせてもらいます笑




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