パチンコの出玉の把握・実出玉をラウンドで割るだけの危険性【サポ滞率の活用】

勝つためのパチンコで言うと、回転率の把握と出玉の把握は必須ですよね。出玉の把握を間違えると回転率も間違えて計算することになります。

今はデータカウンタに出玉を表示してくれる店が多いから、そこだけメモしておけば回転率を間違えることはないかもしれませんが、仕事量を出すときに乖離が生まれてしまいます。

★出玉を少なく計算すると
└欠損の日に安く
└余剰の日に高く

★出玉を多く計算すると
└欠損の日に高く
└余剰の日に安く

それぞれ間違った値段が出てきます。

仕事量は稼働後のその日の稼働の値段なので、誤差があっても後々困ることはないように思うかもしれませんが、期待値自体は仕事量をベースに見積もらないといけないので、正確にこしたことはないのです。

スロットと違って機種や回転率によってスピードが変わってくるパチンコにおいては、仕事量の概念はバカにはできないということですね。。

なので、後々の期待値計算のためにも出玉の把握は大切なのですが、ツイッターとかを見てても実際の出玉を1ラウンドや、大当り1回の出玉を連チャン数で割ってるだけの数字をよく見かけるので、危険だなと思ってしまうことがあったりなかったり。。

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電サポ滞在率

雑誌やサイトなんかではあんまり取り上げられることはないですが、電サポ滞在率というものがパチンコにはあります。サポ滞率ですね。

パチマガのアゴの人がパチマガに「サポ滞率も載せてよ」と言ったら「そんなの必要なのは生活者だけだ」と突っぱねられた、、という話が忘れられませんが、サポ滞率はすべての勝ちを目指すパチンカーに必要なものなのです。

サポ滞率は自分は計算するのがメンドくさいので、完全にパチンコ副収入のすすめ頼りです。自分の知る限り、副収入以外にサポ滞率を正確に出してくれているところは知りませんし、数値の信頼度は激高です。

サポ滞率というのは、通常回転数に対する平均電サポ回転数のことで、サポ滞率0.7の機種なら、通常2000×0.7で1400回転の電サポ回転数を消化するのが平均。ということになります。

10年くらい前までの、電チューで5個やら6個やら普通に増やせてた時代はこの電サポ回転数の余剰欠損も出さないと正確な仕事量は出せないので、電サポ回転数も取ってました(総回転数から通常回転数を引くだけですけど)。

確変中にハマりまくったりしたら、電チューでの出玉が多くなりすぎて実際の出玉と乖離してしまうからですね。

大海物語4SPで乖離するパターン

最近で言うと、大海物語4SPなんかはアタッカーは取れるのに電チューは減る。そんな機種ですよね。

極端な例で、アタッカーは1500個取れるけど電チューは-1個/回転の台で10連チャンしたとします。

大海SPの10R大当りの
┗トータル確率は102.6
┗サポ滞率は0.662(遊タイム抜き

です。

10連チャンするのに必要な
┗通常回転数は1026回転
┗期待値的な電サポ回転数は679回転

なので10連チャンでは
アタッカーで1万5000発
電チューでマイナス679個

となるので、この台の大当り出玉は電チュー込みで考えると1432個となります。

が、これまた極端な話で、この10連チャンの内訳が

●純正10連確変全て1回転で当たり→時短駆け抜け
の場合、電サポは120回転のみなので減ったのは120個。実出玉は1万4880玉となり、10で割ると1488個の台で計算してしまうことになります。

●確確通-確通-通…と戻しまくり
の場合、特に時短の深いところで引き戻しまくったり、確変で100超えハマりが頻発すると、10連チャンもすると電サポ回転数が1000を超えてくることもあるでしょう。電サポ回転数が1000なら、実出玉は1万4000玉となり、10で割ると1400個の台で計算してしまうことになります。

これは極端な例ですが、同じ台でもこの程度の乖離は起こり得るということですね。。

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初代北斗無双で乖離するパターン

初代北斗無双も考え方は同じで、電サポ+0.5個の台で、ST序盤で当たりまくった10連チャンと、ST深めで当たりまくった10連チャンだと実出玉はだいぶ変わってきます。

また、同じ22Rでも6R確変→16R確変6R確変→4R→4R→4R→4Rでは、実出玉は変わってきます。

さらに初代北斗無双の初回6R確変にはパカパカが付いてきますよね。これでSTを駆け抜けると、実出玉が1000個を超えることも珍しくありません。1000を6で割ると166個/Rとなって、とんでもないことになりますよね笑

正確な出玉の出し方

といった感じなので、正確な出玉の出し方は

(アタッカーの出玉+アタッカーの出玉のトータル確率*サポ滞率*電サポ増減)/総ラウンド(or大当り回数)

となることがわかるかと思います。

まとめ

といっても実際はリーチのかかり具合や、増える台ならバカ長いリーチの引きにも左右されるしで、リーチの出現率を解析してリーチのヒキの余剰欠損。

さらには玉の動きというのは奇想天外なもので、玉と釘、バネといったアナログ要素での余剰欠損も存在するであろうことを考えると、マクロの単位での正確な仕事量を出すことはできません。

だから実際は適当でいいと思いますが、実出玉を回数で割るのだけは危険ですよ。程度の話でした。

真面目な話は意識高そうで恥ずかしくなりますね。。。




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