パチンコ屋のルールをゴリゴリに破った思い出【4号機】キングオブマウスの宵越し狙いで…

今でこそまったりとしたおっさんになりましたが、若い頃は品行方正とは真逆な生き方でした。

が、パチンコ屋での当たり前のルールは基本的に守ってきました。

が、一度だけゴリゴリにルールを破ったことがあったことをこの前なぜかフと思い出しまして、、

時は4号機末期。

自分もまだ30代前半。

もう時効だろうし割りと珍しいことだと思うので書いてみようと思った次第です。。

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下見で見つけたキングオブマウス

4号機末期の00年代中盤

自分は割りと複数路線が入り乱れる駅を最寄りに住んでいました。ターミナル駅というほどではないけどそれなりに栄えていて、それなりに栄えているということは、それなりにパチンコ屋があるということですね〜

その中に某過疎店があって、まだまだパチンコ人口は多かった当時ですでに過疎っ過疎の過疎店で、しかし4号機末期のストック機時代は、過疎店は過疎店で宵越が使えるので全然良かったですよね〜

である日。

この日はなんとなく下見をしてて、この過疎店にキングオブマウスのREG後180Gがあったのです。

キングオブマウスはBIG一発711枚系の大量獲得ストック機で、天井は2000G強と当然のように深かったのですが、REG後は天井が260Gでした。

そして完全無欠のベタピン店。つまり…
翌朝朝一3000円入れれば当たる状態。。

某過疎店の構造

この駅前は10軒前後のパチンコ屋があったから専業っぽいのもそれなりに居ましたが、朝一の争奪は謎にゆるかったんですよね。

アラエボのロングとか寝坊しても取れるような環境でした。

なので、取れたらいいなくらいの感じで開店5分前に行くと、過疎店らしく並びはなかったのですが(抽選なんて当り前のようになしです)、入口にはよく徘徊してるところを見かけてたスロエナ専門?っぽい兄ちゃんが1人だけ立ってる、、

う〜ん、、残念。。

と思って、いったん入口から遠ざかったのですが、ところでこの店は1階がパチンコ、地下がスロットの2フロアーで

  • 地下に1つ
  • 地上に2つ

の入口があったのです。

↑こんな感じでちょっと伝わりにくいかもですが、雑居ビルの1F-B1がパチンコ屋で
道路に面した入口は2つ
★1つは直で1F店内へ
★1つは建物自体の入口で
┗入ってすぐに1Fへの入口
┗すぐ横には地下入口への階段

な感じです。

朝一は道路への並びを考慮してか、画像右にある建物内の2つの入口が並ぶ入口で、左の道路から直の入口は開店後に客の入店を確認後開放。つまり雑居ビル内に並ぶのがルールでした。過疎店だから並びなんてないんですけどね笑

そんな感じの構造で、スロットの朝一の入口は地下なので建物内の階段を降りて行ったわけですが、その途中で先頭くんが立っているのを確認して、階段を降り切らずに地上に戻って違う店に向かおうとしたのです。

が、そのほかの店へ移動しようと歩いているとなんと!

といった感じで、画像左の封鎖されてないといけないハズの入口の自動ドアが開きっぱなしになっていたのです、、

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誘惑

その宵越しのキングオブマウスにそこまでの執着があったわけではないのですが、なんと言うかですね。

笑っちゃいけない場面に限って笑ってしまいたくなるとか、絶対触っちゃダメって言われたら触りたくなるとか…その手の中川家的感情が湧いてきてしまいましてですね、、

目の前に無防備に開いている自動ドア。

入ったらダメと言われれば入りたくなるのが人情というものなのです、、

いやダメなんですけどね。

ダメだけど当時はまだ今ほどコンプラコンプラではなかったまだゆるかった時代ということで笑

しかもその入口を入るとすぐ横には地下への階段が。そしてその階段を降りてすぐの角台には件のキングオブマウスが、、

目の前。店内の見えるところに店員は居ない。キングオブマウスを取りたいというよりはこれ、開店前の店内に入ってみたらどうなるんだろ??

見つかったら当然怒られるでしょうが、それも含めてどうなるのか興味津々になってしまいまして、、、

と書くとそこそこの長さになりますが、実際は「あ、開いてる、入ってみよ」くらいの即決でしたが、その即の中には上のような感情の変化があったのです。脳ミソに欠損を抱えてる大人という感じですね、、

で、サクッと入店して階段を降りて行ったのですが、階段を降りながら、店員が居たら居たで「ドアが開いてたからもう開店してると思って」って言い訳すればいいや(この時で開店2分前くらい)といういかにもな言い訳を思いついたからか意外とドキドキもせず、、階段を駆け下りると、地下のスロットフロアーには誰も居ない。。

マジで誰も居ないし気配もない、、

パチンコ屋の開店前ってもっとこう…台の清掃とかしてるイメージだったのにとドン引きしながらも、さすが過疎店と妙に納得しつつ、、

開店前の作業は全部終わって休憩だったのかもしれませんが、無人のフロアの角台であるキングオブマウスの下皿に、そっとショートホープを置いて、降りて来た階段を駆け足でUターンバック。

無事誰にも会うことなく店外へ帰還して、開店までの残り1分くらいを地上で過ごし、10時になったのを確認して地下の入口へ。。

開店時間

先頭に並んで狙い台が取れないなんてことはありえないので、先頭くんが店員さんに掛け合ってたりすればショートホープは捨ててあきらめるつもり(自首まではしない笑)、取れてしまって後から何か言われればどこかしら落とし所を見つけに話しをすればどうにでもなるだろう。

の目論見で、先頭くんと同時に入るのは気まずいので、開店したのを確認して、若干のラグを持たせて入店。。

さてさてどうなることやら、、とキングオブマウスのシマヘ近づくと、下皿に置いておいたショートホープを片手に首をかしげている先頭くんの姿が、、

そりゃそうですよね、、先頭に並んだのに狙い台をキープされてるわけですからね、、

とりあえずそのシマには入らずに、他のシマをグルっと回るって再度向かうと、キングオブマウスの周りには誰も居らず、ショートホープは下皿に戻されていました。

結果

結果、、そのまま打ってしまって普通に勝って、その後も特に何のトラブルもなかったのですが、、

店員に掛け合えば100パー勝てただろうし

普通に考えて本当に取れるとはまったく思ってなくて

興味本位の半分ネタのつもりだったんですよね、、

なので悪いことしたな、、

と思いつつ、これが自分がパチンコ屋でルールを破った一番大きい出来事で、この前なぜかフと思い出したので懺悔がてら書いてみました。懺悔ですよ懺悔。自虐的懺悔。

あのときの先頭くん。意味不明でアタマきたと思いますがそんなことがあったのです。100%読んでないと思いますが、万が一読んでたら応相談なので心当たりがある人は連絡ください。。

2006年7月25日の出来事でした。




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