設定付きパチンコなんかが主流になったら本格的にパチンコは終わりの始まりか、、

設定付きパチンコ、出るよ出るよといいつつ有耶無耶になっていくものだと思っていたら、本当に出てきましたね、、、

設定付きを強制する規制ではなくて、あくまで「付けてもいいよ」という流れだったから、そこまで大したことにはならないだろう。

と傍観していましたが、メーカーもそこそこ開発に力を入れているようで、、

ここ数年続いてきた規制ラッシュ、マックス規制も65%規制も特に何も思わなかった自分ですが、設定付きパチンコの浸透だけはいかんですね~

とりあえず2機種はそこそこスペックが判明しているので、それを確認しつつ、、

です。。。

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設定付きパチンコスペック

▼革命機ヴァルヴレイヴ

通常時 確変時
設定1 1/159.8 1/50.0
設定2 1/154.2 1/48.2
設定3 1/150.7 1/47.1
設定4 1/147.3 1/46.0
設定5 1/140.9 1/44.0
設定6 1/119.2 1/37.2

※確変100%/転落1/773/リミット16回

・ヘソ
10R確変:25%
_6R確変:20%
_4R確変:55%

・電チュー
10R確変:40%
_6R確変:30%
_4R確変:30%

今あるヴァルヴレイヴを、リミット16回&転落にした感じですね。設定6だけ初当り確率、確中確率ともに突出しています。

▼ミルキーバー

通常時 確変時
設定1 1/99.90 1/49.95
設定2 1/94.98 1/47.49
設定3 1/89.90 1/44.95
設定4 1/84.89 1/42.45
設定5 1/79.92 1/39.96
設定6 1/66.94 1/34.97

・ヘソ
10R確変:_1%(電サポ次回)
_5R確変:_1%(電サポ次回)
_3R確変:38%(電サポ次回)
10R通常:_1%(時短70回)
_5R通常:_1%(時短70回)
_3R通常:58%(時短30回)

・電チュー
10R確変:10%(電サポ次回)
_5R確変:20%(電サポ次回)
_3R確変:10%(電サポ次回)
10R通常:_5%(時短70回)
_5R通常:15%(時短70回)
_3R通常:40%(時短70回)

かつての権利物の超名機がこんな形でリメイクとは、、、

▼スペックを見て

大当り確率にそこそこの設定差がありますが、パチンコは試行回数を稼げないから、当日の当たりの挙動での設定推測が不可能なことは容易に想像できますよね。

演出に設定推測要素があるとか、高設定確定演出があるとか、色々言われていますが、、

出率120%のまやかし

ヴァルヴレイヴの設定6は、出率120%&勝率90%なんて言われていますね。

スロットの感覚で機械割120%と捉えるとお宝感はありますが、パチンコの120%というと…

そもそもパチンコは回転単価と時間効率がすべてであって、あんまり機械割(出玉率)で考えることはないですよね。

この出玉率120%が、通常時の打ち込みに対しての出玉率なのか、電サポを含めた大当り中の打ち込みも含めた出玉率なのか、そこら辺の前提が不明なのがアレですが、どっちにしても期待値5万にもなりません。通常時の打ち込みに対してのみだと3万もありません。

スロットの120%は10万を超えてくるからこそ、見えない設定を狙っていくわけですよね。

スロットの機械割も、ATARTはさすがに当たり中の打ち込みも込みでしょうが、ジャグラーなんかはボーナスは300枚強の小役、100枚強の小役として扱われた前提だから、機械割は通常ゲームの打ち込みに対してのみですね。

2027なんかはボーナス確定後のRTを利用したリプパンだったから、そこでの打ち込みは機械割と無縁だったりとか記憶しています。

そこらへんの前提もあやふやにしつつの120%とかいう言葉は、、どうなんですかね。

ちなみに12時間半トイレにも行かず、止め打ちもせずに打ちっぱなしたら、

12.5h*60分*100玉で7万5000玉。

これの120%は1万5000玉です。

これだけ現実離れした前提で、等価で6万しかないのがパチンコでの120%という数字なのです。

釘シートの徹底

最も危惧するところはここですね。

設定付きパチンコは封入式で出てくるものだと思っていたら、とりあえずは普通の筐体で出るようで。

これがまだ封入式で出るのなら、まだマシだった気がします。なんだか棲み分けができそうですからね。

それが普通の筐体で出たということは、釘をいじらなくても割調整できるよね、という流れな気がして仕方ありませんね。

ソースを忘れてしまって引用できないのがアレですが、設定付きパチンコの仕様に釘シートのこともしっかり明記されていたし、徐々にではあるでしょうが、浸透していくものと思われます。

さすがに中身の確率が同じで、これまで黙認で釘を叩いてきたものをいきなり廃止だと、パチンコ屋は経営できませんからね。まさに「設定を付けてもいいよ」なのでしょう。

昔の花満開や源さん、ギンパラのころは、設定1でアケ、設定3でシメ、なんて話が出ていましたが、今回はなんだか話が違う気がしますね~

たとえ設定付きパチンコ初期は釘を叩くことがあったとしても、店もシメなくても利益が取れることをわかってくると、釘を叩くリスクは捨てて、放置してくるでしょう。。

そもそも設定6なんか使うわけがない

そもそも現状のパチンコ屋の状況で、特に通常営業でのスロットのAタイプの惨状を見て、設定6を使うわけがないと思いますよね~

デジパチの良いところは、期待値が見える&稼働後にその値段を正確に出せる。これに尽きますよね。だからこそ安くてもギリギリの稼働ができたりするわけです。

それが全台同じ回転率で、止め打ちなんかで多少の上乗せはあったとしても内容が見えないというのは、、もう座っていく意味すら失ってしまいます。

仮にイベントで設定6を使う店があったとして、それは争奪戦になるのでしょう、、絆の6ですら狙う気なしの自分には、良くて5万の見えない期待値争奪戦に参戦する気はまったくないですね。

まとめ

パチンコというのは、釘のアケシメを吟味して、ハンドルの強弱によって狙った場所に、ストップボタンによって狙ったタイミングで、ガラスの向こうの手の届かない空間の、希望の場所へ向かって玉を飛ばす遊技です。

その任意の打ち出し(←平たく言えば止め打ちですね笑)を封じられた上、釘読みまで封じられてしまうと、これはもうパチンコではなくスロットですね。

そんなことになってしまったらまどろっこしいパチンコなんて打たずに、スロットばっかりになってしまいそうですね~

といってもヴァルヴレイヴは潜伏があるだろうし、なんだかんだ勝てはするんでしょうけどね。

手打ち時代のパチプロが、電動ハンドルの登場で相当数淘汰されたらしいですが、それに近い激震な気がします。

と、なんだかテンションダダ下がりで、珍しく稼働意欲もダダ下がりであります。。。

初期の物珍しさを乗り越えて、誰にも相手にされなくなって、来年くらいには「設定付きパチンコ?あったね…」くらいになっていますように。。。




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