1993年、平成5年に大一から登場した新要件デジパチ・エスケープ2。
確変突入率25%・継続率75%という、当時としてはかなり尖ったスペックを持つ一台です。派手な煽りは一切なく、デジタルの動きそのものに期待と緊張感を詰め込んだ、いかにも90年代前半らしいデジパチ。
今回はエスケープ2を、スペックや時代背景を中心に振り返ってみます。
スペック
大当り確率:1/280
賞球数:7&15
確変突入率:25%
確変継続率:75%
確変突入図柄:1・3・5・7
確変修了図柄:2・4・6・8
初当り確率は1/280の現金機で、確変を搭載。
確変突入率は25%・継続率は75%という、数字だけ見るとなかなかイカツい設計です。
図柄は0〜9の数字に加えて、H・大一・F・$・V・¥の計16種類。1357の奇数図柄で当たれば確変突入で、2468偶数図柄を引くまで継続という分かりやすい仕様ですね。
見た目通りの抽選比率なのも、この時代らしいポイントですね。
さらに、確変は小デジのみで、メインデジタルは確率は上がってないはずだけど、大一得意の電チューが閉じるタイミングとと、大当りの乱数を同期させることによって、連チャンはめちゃくちゃ早いです。
演出
演出はかなりシンプルで、リーチはノーマルからスローに変化するのみ。液晶が主役になる前の時代なので、メインデジタルが完全に主役です。
確変昇格演出などは一切なく、どの図柄でも大当り期待度は基本的に同じ。
だからこそ、スローに入った瞬間の空気感や、停止までの間がやたらとアツく感じる作りになっています。デジタルを「眺める」面白さがしっかり残っている台で、特に確変図柄で停止の射程圏内でスローになると本当に灼熱でした。
1993年のパチンコ
1993年・平成5年といえば、現金機の連チャン機が全盛だった時代。
個人的にはまだハネモノを打つことも多かったですが、デジタルを触る機会もかなり増えていた頃でした。
当時主流だった保留玉連チャン機や数珠連機は、だいたい1/230〜250くらいの確率だったので、その中でエスケープ2の1/280という数字は、かなり重く見えた印象があります。
さらに確変突入率は25%。麻雀物語やパワフルみたいに気軽に座れるタイプではなく、たかが分母40の差とはいえ、当時の感覚では「280」という数字が異様に重く感じられたんですよね。
まとめ
エスケープ2は、余計な演出を削ぎ落とした硬派なデジパチです。
スペックは重めですが、そのぶん確変に入った時の期待感はかなりのもの。デジタルの動きや仕組みそのものを楽しめる作りは、90年代前半の大一らしさが全開で、今あらためて見ても説得力があります。
派手さはないけど、刺さる人にはしっかり刺さる。そんな一台ですね。