【パチンコ屋でのプチトラブル】難癖つけてくるヤローの対処法(一)ヒネラーのヒゲ「オレのまねすんな」

パチンコで勝ってるとなんだかんだと客同士のトラブルはありますよね。ゴトや攻略の世界なんかはもっとエグいでしょうが、自分クラスのゆるいおっさんでさえちょいちょいありました。

しかし普通に打っててアヤつけてくるようなヤローはだいたい中途半端にしてプライドが高いことが多く、プライドが高いからこそ隙をつつくとガタガタっと弱くなってしまいます。

こんな時代だからこそケンカを買うなんて論外。暴力反対。家族に被害が及ぶのもイヤだし、バチバチにやりあうほど若くもないし、優しく論破してしまうのが一番なのです。

だいたいしょうもないアヤを付けてくる人というのは、店・立回り・打ち方を問わず、自分のテリトリーを侵されたと思ってテンパってる人が多い印象です。

そんなんじゃないんだよと優しく諭し、ズッキューンと隙をつつき、徐々に態度が軟化していく様はかなり共通しているので意外とおもろいですね~

ホントに狂った人以外は言葉は通じます。

ということで4つ書いてたのですが、意外と長くなったのでそれぞれで分けて、プチトラブル&対処シリーズです。今回はヒネラーのヒゲです。

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京楽全盛期。猫も杓子もコネコネコネコネシャカシャカシャカシャカしてた時代。2010年前後ですかね〜

この日はノリ打ちの相方Yくんと、33玉店(再プレイなし・共有あり)で朝から京楽の水戸黄門(びっくりぱちんこの2です)を打ってました。

箱の店での玉の共有は隣同士だと目立たない感じでできるので並びで打っていたのですが、ほどなくして自分に初当り。

さてメンドクサイけどカシャカシャやるか、、と電サポ開始。カシャカシャやりだした直後に右隣のYくんがガバッと立ち上がって、もうひとつ右隣のヒゲのおっさんと胸ぐらをつかむ勢いで怒鳴りあっているのです、、

なんやなんや、、

と思いつつ、店内での揉め事は絶対ダメなので「外でやれ外で」と、手でシッシッシッっと外に追い出しました。

こっちもちょうど先読みが強く当たって、ヘソ保留がゼロの状態だった=電チュー保留が当たってないことを確認すれば追いかけていけると思ったのもあります。

しかし普段温厚なYくんがあれだけ怒るとは何事だ、、

と、電チュー保留がすべてハズれたのを確認して急いで店の外に行くと、すぐ横のコインパーキングでYくんとヒゲが険悪な雰囲気で対峙していました。

ナニゴトや?

とか聞きながら近づくと、どうやらヒゲがYくんに

「おいっ、あいつ(←自分のことです)オレの真似してひねってるんだろうけどデキてねーんだからやめさせろよ笑」

とか言ってきて、カッチーンときたとか、、、

んなもんほっとけばいいのになんでお前がカチンときとんや、、、

と思いつつ、2人ともアタマに血がのぼってるのでさっさと沈めないと。こっちは早く台に帰って確変の続きをやりたいのです。休憩札も取ってきてないからサッサと片付けないと。。

とりあえず同じようにアタマに血をのぼらせて売り言葉に買い言葉で同じように怒鳴り合うのは不毛なことこの上なしなので、いったん状況を整理すると、、

普段はしないけど、この日は音楽を聞きながら通常時を打ってたんですよね。ちょうど仕事が忙しくて曲を覚えないといけない時期だったのです。

ならパチンコなんか打ってないで家で練習してろよ、という話はおいておいて、そういえば初当りのラウンドが終わったとき「やっぱり電サポ中は曲聞くのやめよ」と気が変わって、イヤホンから耳栓に付け替えながらひねってたので、確かにクッソ精度は悪かった、というかメチャクチャ適当だったのです。。

それを見たヒゲが「オレの真似をした初心者」と勘違いしたのでしょう。あふれでるダメ人間オーラを察知できないとはお前もまだまだだな、と思いつつ、そういえばこいつのほうが先に当たっててカシャカシャやってたな。

水戸黄門の頃なんてのは、ひねりは雑誌にも載ってたくらいで攻略でもなんでもない時期なのに「ひねりを真似するな」と言う時点でなにかしら欠落してるので、おとなしくさせるのは難しくないでしょう。

しかしひねってるくらいだから正攻法は理解してるだろうしどうしよう、と考えつつ隙を探しながら話を聞いていたのですが、どうやらパチンコ専門の専業っぽかったので、スロットもからめたらどうにでもなるだろう。

とか思いながら、対峙開始。

まず、その日打ってた台はこれまでも何度も打ってて、出玉も把握してることを伝えました。アタッカーは何個で電サポ中は何個/回転。何回まわれば期待値はいくらくらい。

みたいな。

プライド()が高いヤローはだいたい数字が大好きだから、細か〜い数字、それこそ小数点第3位くらいまで言ったら「むむっ」っと顔色が変わりますね。もちろん数字は適当ですけど笑

でも相手はアタマに血がのぼってるので「どっかで見てきたような数字並べてんじゃねーぞ」くらいの勢いですね~

で、店内でのことを反芻するとこのヒゲ、たしか両手でひねってたんですよね、、左手をストッパーにするアレです。銭形全盛の頃までは指サックとか色々居ましたね笑

なので

「真似真似言うけど自分両手でひねってたじゃんね?わし片手だったでしょ?真似でもなんでもないじゃんね?」

とか言うと、ちょっと態度が変わったような気もしましたが、火がついて止まらないのか

「オレは地元のモンで○○さんの打ち子もやっててどうのこうの~」

と地元主張をしてきました。だいたいその○○さんが誰なのか、、、

「顔見たらわかるかもだけど名前を言われても、、」

「増やしメインの台は把握してんだよ」

と、これが突破口でした。

というのもこのヒゲをここら辺で見たのは初めてでして。

「あれ、でも隣の店の甘カイジでアケられる日に取り合ったことないよね?」

と。当時から自分は並びなんかほとんどせず開店時間ちょうどに行くようなヤツで、それでも2.5~3万くらいの甘カイジをこいつに取られてたことはなかったのです。

これで「うわこいつ地元か…」となって完全に立場が逆転。更に少し前の初代甘倖田來未の値段が出る店や、ついでにスロットの6が入る傾向なんかをベラベラしゃべってるとおとなしくなったので、これで完了となりました。

別に謝ってほしいわけではなく、早く黄門の確変に戻りたいだけなので、振り上げた拳はなかったことにしてあげて「いいからさっさと戻って打とうで」ってことにして終わりました。

本気でアタマおかしい人には通用しないかもですが、プライドが高いゆえに隙を突かれるとガタガタになるというか、その辺をつついたら余裕て感じな典型でしたね~

しかしそのヒゲ、あれだけ地元を主張しておいておいて終日打ち終わった最後に会員カードを作ってたのはアレでしたが、かなりパチンコ好きな全然いいやつで、普通にハンドルは上手かったので普通に仲良くなりました。

こっちに落ち度がなかったら冷静に話せばだいたい解決ですね~

というトラブルシリーズ(一)ヒネラーのヒゲでした。。




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