今回は、1992年に京楽から出たラウンド振分け付ハネモノ、たぬ吉君2です。
新要件突入でメーカーも色々新しいことをやり始めてた時期のハネモノですね!
たぬ吉君は今でも京楽のマスコットキャラクターとしても有名で、プレミアキャラで出てきたりもしてますよね。
しかしこのたぬ吉君。何より特徴的なのはデジタル抽選。
なかなかに荒い機種でしたね〜
スペック
たぬ吉君のスペックは6&12、最大15ラウンド継続と、新要件の中ではオーソドックス、かつ賞球少なめで遊べるスペックに見えます。
しかしたぬ吉君最大の特徴であるラウンド振分けがあるので、相当荒くなってますね!
V入賞と同時にデジタル抽選が行われ、17個の乱数から振分けられて内訳はこんな感じで
メモ
X→ 1R:4/17
❤︎→ 2R:4/17
♣︎→ 3R:3/17
♦︎→ 4R:3/17
♠︎→ 5R:2/17
V→15R:1/17
15ラウンドの出現率が1/17と激低ですが、一度Vが出ると、4回連続Vが出るという仕様。
1~5Rの少ない出玉でなんとかつなぎ、ひとたびVを引けばほぼ定量到達。
当時は4000発終了のところが多かったから、それに合わせた仕様だったのでしょう。
役物
役物は、中央に居るたぬ吉の左右の回転体の振分けがキモで
穴に吸い込まれるとほぼノーチャンス。
弾いて中央へ向かうとチャンス!
たぬ吉のポケットに入るとほぼV入賞。
ポケットに入らなくてもイレギュラー入賞もあり。
同時期に京楽から出た似たような仕様のファイター2なんかと比べると、ハネモノ感はまだ全然残っていた感じですね。
しかし、たぬ吉君のV入賞は大当りではなく、デジパチのスタートチャッカーのようなもの。
たぬ吉君2まとめ
ということで京楽の斬新なハネモノたぬ吉君2でした。
デジパチとハネモノの融合的な意味では画期的でしたが、ハネモノでも無制限営業が始まったキッカケとも言える機種ですし、当時はそこまで好んで打ってはいませんでした。
他にもおもしろいハネモノたくさんありましたしね。
でしたが、今打ってみると役物は良くできてるし、今時のパチンコに比べると何倍もおもしろいですね。
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