1993年に西陣から出た新要件デジパチ・初代のCR花満開。
1993年といえば保留玉連チャン機全盛の時期で、現金機でも連チャンするのだからCR機の需要は皆無で、当初はほとんど相手にされてなかったCR機だけど、花満開こそCR普及のキッカケとなった機種ですね。
サクラサクラの曲とともに花びらが散るスーパーリーチの美しさは、現代パチンコでも超えてる機種があるのかどうか…
といった素晴らしいデキでした。
演出・リーチ
リーチはノーマルとスーパーの2種類とシンプルで、わかりやすいのに飽きさせない。
ノーマルでも全然チャンスありで、2周目の該当図柄まで行けばかなりアツい、けど当たり図柄を通りすぎてのハズレもある。
テンパイ時にサクラサクラが鳴ればスーパーリーチで、スーパーは当たり図柄を過ぎることはなく、当たりの1つ手前or当たりなので、1コマ前の図柄がめくれれば大当り確定!
見た目通り信頼度は50%と灼熱!
左が散れば確変図柄の3、7が停止。
中が散ればリーチ。
右が散ればスーパーリーチ。
この世で最も美しいデジパチだと思います。

そしてそのアツさもスペックありきだと思うのですが…
スペック
メーカー発表値
メーカーの発表はこんな感じで
CR花満開スペック
5&10&15(10c16R継続)
確変:13.3%(2/15)2回ループ
▼大当り確率
設定1:1/269(確変中:1/53.8)
設定2:1/289(確変中:1/57.8)
設定3:1/308(確変中:1/61.6)
確変は15個ある図柄のうち3と7のみ確変なので、見た目通り突入率は2/15。なのですが…
実際のスペック
確変中はゴニョゴニョっとされてて、実際の確変継続率は6/15(40%)にアップ。33%の2回ループでも爆発力あったのに、40%の2回ループはやばいですよね。。
初当り確率に関しては合ってるのでしょうけど、確変中の確率もゴニョゴニョっとされてて、実際の確中確率は約1/8。。
なので実際は
CR花満開スペック
5&10&15(10c16R継続)
確変突入率:13.3%(2/15)
確変継続率:40.0% (6/15)2回ループ
▼大当り確率
設定1:1/269(確変中:約1/8)
設定2:1/289(確変中:約1/8)
設定3:1/308(確変中:約1/8)
かなりイカつくなりましたね。。
保留玉連チャン
そして更に保留連。。
大当り終了後の保留1個目限定で約1/8で抽選で、この保1連したときの確変は、40%だったと記憶してます。
要は通常大当り後の保留1個目は確変中の抽選と同じ内容で抽選をしてるってことですね。。
大当り終了後1回転目に左が散るだけで灼熱仕様なので、通常図柄で当たっても絶望より希望でした。
CR機にのみ許された確率変動ですが、このころのメーカーは現金機でザル検定をスルスルっと通すノウハウを確立してただろうから、CRとはいえカタログスペック通りにリリースしたら損した気分にメーカーもなってたんでしょうね笑
と思わされるほどめちゃくちゃです。。
まとめ
30年ぶりに打ってみて、演出バランス・スペック・打感。どれを取っても非の打ちどころがなく、素晴らしい名機だと改めて思いました。
時短なし・確中確率1/8・賞球15個の10カウントなので出るのも速いですね。この日は8連チャンしてむれて、2万発弱出すのに約30分でした。
結局ゴニョゴニョがおカミの逆鱗に触れて、CRなのに社会不適合機に選ばれて撤去されてしまったというオチまで完璧。
ザル検定で通しておいてホントいつの時代もオ○ミはアホですよね〜
といった感じで希代の超名機。個人的には確変搭載デジパチではNo.1の名機。
初代CR花満開でした!
▼確変引いてる動画はこちら!