1991年。新要件最初期の大一が放った渾身の一発台風一般電役・アニバーサリー&アニバーサリー2。
アニバーサリーは、旧要件一発台・ファミリーの役物の流用で、2段クルーンを突破すると大当り。
アニバーサリー2は、役物に飛び込んだだけで大当りと往年の一発台を再現。
これだけ素晴らしく作り込んだ2機種だけど、ゲーム性はまったくの別物なのに兄弟機にした意味はなんなんでしょうね??
しかもこれだけゲーム性の違う兄弟機なのに、盤面がほぼ同じ(まったく同じ?)だったり、大当りのファンファーレも共通で、同時期に大一から出た超名機フルーツパンチと同じ。
大当り中のBGMも同じくコロブチカで、大当りの消化方式も同じでゲージも似た感じ。
役物はまったく別物なのに、それ以外は共通点が多すぎて、なんとも当時の開発の裏側が見え隠れしてるようでおもしろいですね。。
アニバーサリー1

アニバーサリーは2段クルーンで
上段は2つ穴
下段は3つ穴
下段手前に入れば大当り!
上段クルーンは、奥に入るとノーマルルートで、下段クルーンをクルクルクルクル回って大当り穴を目指す。
上段クルーンの手前に入ると、そのまま下段手前に落ちてきて大当り穴直行を目指す。今で言うSPですかね〜
良くできた役物だと思います。。
アニバーサリー2

続いてアニバーサリー2。
飛び込んで中央の役物(チャッカー)に入れば大当りという、往年の一発台を再現した感じ。
ゲージも両機種基本の構成は似てるけど、この一番大事なところだけ変えてるところにこだわりを感じますね。

この台はゲーセン仕様だから最終の命釘がパッカーンとなって、飛び込めば当たりの調整になってるけど、当時はこの最終はもっとタイトで、飛び込んでも寸前でからこぼれたり、釘で囲まれた辺り全体が役物みたいな感じだった記憶があります。
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