1993年に西陣から出た一発台風権利物・ラプソディ。
盤面の鳥が印象的でしたね。。
当時のキャッチフレーズには「法に触れずに玉を出す」というものもあったらしく、当時の西陣の勢いが感じられます。。
スペック
飛び込んで緑縁の当たり穴に入れば大当り
デジタルに「77」が出れば10連チャン確定!
役物確率:1/6
デジタル:1/16(10回権利)
なのですが、パチンコの役物というものは、パッと見の振分け通りなんてことはないもので、それはこのラプソディも同じ。
役物
回転体を拡大して見てみると、Vゾーンのサイズより、ハズレ穴のほうがキッチリ少しだけ広くなってます。
穴の深いところはほぼ同じだから印象としては同じに見えるけど、ハズレ穴の入口は間広く、当たり穴の入口だけキュっとタイトになってる感じ。
これでは見た目通りの1/6より若干辛くなるのは当然ですね。。
自分ははパチンコのこういうところが大好きだったりします。。
▼動画で詳しく見ていってます!
あの手この手で搾取しようとしてるとも取れるけど、少しでも甘く見てもらえるよう、少しずつ少しずつ削ってるのは、愛おしさすら感じてしまいますね笑
大当りまでの過程は一発台風、当たってからは権利物。仮に10回権利の爆連がなかったとしても超名機。
もし今このままの役物で連チャンなし・天下一閃仕様の出玉で出てきたら、尻尾振って打ってると思います笑
V王の液晶で復活させるくらいならとっとと後継機出せや西陣!と言ったところでその西陣はもう居ない。
残念ですね。。
ラプソディでゴト師に遭遇
レトロパチンコ、昔のエピソードということで、コメントでいただいた体験談@ラプソディです。
レトロパチンコ世代のコメントは、濃い目の内容が多いですね笑
ラプソディだけに「77」に関するコメントが多かったですが、そんな中、最も濃かった体験談のコメント。
今回はKさんとさせてもらいます。
この日Kさんは、ガラガラのシマでラプソディを打っていたらしいのですが、のんびり打ってるといかにもな輩が5人登場し、ドカドカドカっとラプソディのシマに入ってきて、5人並びで座ったそうです。
いやですね〜
輩達は打ち始めると、全員で台に向かって手のひらをかざしたり、大きくのけぞったり、とにかくあやしさマックス。玉を置いてそのまま逃げたくなりますね。。
ゴトをやる人は基本コワイ人だから、見ざる言わざる聞かざるが一番。普通に話すといい人なことが多いですが、現場で発見した場合は関わらないのが一番です。
とにかくそんな感じで怪しんでいると、その5人組のうち3台が立て続けに大当り。さすがに気持ち悪くなったKさんは立ち上がって逃げようとしたのですが、隣で打ってた輩に
「兄ちゃんもうすぐ出るから座っとき」
と言われ、その輩は隣から玉をひとつかみ上皿に入れてきました。通路側に座っていたKさんが壁役に適していたのですね。
その後5人全員大当り。ものの3分程度の出来事だったらしいです。
そこで店員が張り付き始めたようですが、大当りが始まっていては後の祭り。何をどうやって玉をVに誘導したのかは不明ですが、ゴト師としては仕事は終わり。証拠なんて残すはずもないでしょう。。
5人のうち1台が「77」停止で10連チャンをゲットして、4人は即ヤメ。1人は残って悠々と10連チャンを消化。
ゆるい時代とはいえ5人とは大胆な話ですよね〜
ラプソディは人気機種で設置も多かったから
やりたい放題だったでしょうね。
ゆるい時代といえば別のコメントで、閉店10分前に大当りを引いて、幸か不幸か「77」停止という人も居ました。
3連目を消化してるときに閉店時間を迎えて、泣く泣く玉を箱に移していると、店員がアタッカーに玉をゴロゴロ入れて保証してくれた。なんて話も。。
90年代中盤くらいまでは店も人情があって、ハネモノでハマってるとVに手入れしてくれたとか珍しくない話でしたよね。今のパチンコ屋とは大違いです。。
それだけゆるかったからこそ、ゴト師も大胆にできたのもあるでしょうが、どっちが良いかといえば、パチンコに関しては昔のほうがおもろかったですね。。
といった感じでラプソディでゴトに遭遇した話でした。