今回は、昭和の「かっこよすぎるパチンコ」シリーズから、三共の名機「モトクロス」です。
盤面中央の役物にはモトクロスバイクが配置されており、上部で転倒しているライダーの部分がアタッカーになっています。大当りしてアタッカーが開くと、ライダーがバイクに近づいていくようにも見え、この強引だけど味のある表現がいかにも昭和パチンコらしいですね。
モトクロスは競技なので公道を走ることはないはずですが、Vゾーンとなっているチューリップがなぜかパトカーだったりと、ツッコミどころ満載です。
この頃のパチンコは、デザインの自由さというかシュールさが本当に魅力的です。
ゲーム性
ゲーム性は非常にシンプルです。
始動口に玉が入賞するとチューリップが開放され、このチューリップがVゾーンとなっててここに拾われれば大当り!
ただし、権利物なので大当りしてもアタッカーはすぐには開かず、再度始動口に入賞することでアタッカーが開放されます。アタッカーの感知はやや遅めの10カウント方式と思われます。

大当たり中
権利獲得中も、アタッカーの始動口入賞でチューリップは普通に開くため、再度V入賞してしまうとパンクとなり、権利は消滅。
旧要件以前の台なので区種分は存在しないはずですが、ゲーム性としては完全に権利物と言っていいでしょう。
始動口に入った瞬間Vゾーンが開く構造なので、理論上は単発打ちでパンク回避も可能です。実際には完全な単発でなくても、1玉あける程度でかなり安定しそうだけど、効率はめちゃくちゃ悪くなりますね。
最大継続は10ラウンドです。
役物だけの権利物
個人的に、この手の役物だけで成立している権利物は大好物です。
1983年当時はまだ子どもだったのでモトクロス自体の記憶はありませんが、80年代後半から90年代前半にかけても、こうした権利物は各地に残っていました。
普段行かない地域のパチンコ屋に入って、初めて見る役物にワクワクしながら座ったら、実は権利物だったという瞬間は異常にテンションが上がったものです。
名前も覚えていない役物たちも含めて、今思い返すと本当に楽しい時代でした。
まとめ
モトクロスは、シュールなデザインと緊張感のある権利物仕様が魅力の一台です。
当たって終わりではなく、当たってからも気が抜けないゲーム性があり、今打っても十分に楽しめます。
昭和パチンコらしい発想と、三共らしい完成度を感じられる名機と言えますね。。