1986年に西陣から出た旧要件ハネモノ・ベースボール。
1986年といえば私はまだ中1のクソキッズなので、ギリギリパチンコ屋に出入りしてないころですが、この台はやたら長く設置されてて普通に打ってた記憶がありますね。
王長嶋まんまで最初出たようですが、パチンコにしては珍しくクレームが入ったようで、今回のデザインに刷新されたようです。
逆に言うと、クレームが入るほど導入されてたことと、刷新されるほど長期稼働した名機!ということですね。。
役物
役物はシンプルながら味わい深く、さすが西陣って感じ。
通常時は上段ステージに乗ってしまうと、キャッチャーのミットに吸い込まれてしまうのでノーチャンスで、ハネからの直撃や下段ステージにポロっと落ちた玉でVを目指す通常時。
大当りすると、ラウンド途中からキャッチャーが上下に動き出して、上段ステージからもVに向かうようになる。
貯留はないけど、玉を確保しつつ継続を補佐って感じで、下段ステージでの玉の動きも多彩で非常に秀逸な役物だと思います。
西陣の神がかりが始まった時期ですね。。
妙なこだわり
どうでもいいですけど、ストライク・ボール・アウトを表示するスコアボードのアレがラウンドランプになってて、ちょうど7個だからナイス!
ってことで採用したんだと思うのですが、普通のハネモノだとラウンドランプ7個の場合
1個点灯:1R
2個点灯:2R
3個点灯:3R
4個点灯:4R
5個点灯:5R
6個点灯:6R
7個点灯:7R
こうなって、完走したら全点滅ってことが多いのに、ベースボールは
↓1ラウンド目は点灯なしで
S●●
B●●●
O●●
↓これが2ラウンド
S●●
B●●●
O●●
↓これが5ラウンド
S●●
B●●●
O●●
2アウト2ストライク3ボールのフルカウントが完走
↓↓↓↓↓
S●●
B●●●
O●●
ちょっと変わってるなあと思いつつ、野球なんだから0ストライクスタートじゃないとおかしいので、理にかなってるなとも思いつつ、この辺こだわってるのも開発が楽しんで作ってる感が伝わってきますね。
まとめ
色々こだわってる割に、大当り中のBGMのピッチが悪すぎなのはご愛嬌。それもまたハネモノっぽくて味わい深いものとしてベースボール。
西陣の歴史に名前を残す超名機ですね。
▼動画はこちら